格言:First they came ...

最近再発見した格言をメモ。初見はしばらく前だけど、ふと思い出したので書いておきます。

 

First they came...・・・日本語訳だと「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」ですね(バリエーションはいくつかあるみたいです)。

 

 たぶん思い出したきっかけは、ダイバーシティの議論を行った際に、取り組み事例にいわゆる少数派が多かったからですかね。例えば、ダイバーシティの一環で外国人に関する〇〇について取り組むことを検討する際、日本人も自分事として考えたほうが良いですね。外資傘下に入ったり、海外留学に行ったら自分が少数派になりますんで…。

 不利益を被るのは自分ではない、自分には関係ない、と無関心で居続けると、いつか自分の番になるかもしれない。だから、相互理解を普段から進めて、互いに少数派を意識しないで済むようにしたい。

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※以下引用:「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2018年4月25日、URL: 彼らが最初共産主義者を攻撃したとき - Wikipedia 

★日本語訳

ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は共産主義者ではなかったから

社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった
私は社会民主主義ではなかったから

彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は労働組合員ではなかったから

そして、彼らが私を攻撃したとき
私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった

 

wikipediaの解説:

「基本的な内容は、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)が迫害対象を徐々に拡大していく様に恐怖を感じつつも、「自分には関係ない」と見て見ぬふりをしていたら、己がいざ迫害対象になると、社会には声を上げる人は誰もいなかったというもの。」
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